山梨で色々な人や価値観が、自然と集まってくる場所作り

hostel and salon SARUYA / 赤松 智志 (山梨県)

(山梨県東部地域創業スクール 26年度受講修了)

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色々な人や価値観が、自然と集まってくる場所を作りたい

富士山を訪れる人が多く集まる富士吉田市に、総務省の“地域おこし協力隊”として住み始めて、今年で3年目になる赤松智志さん。今年は、協力隊としての最終年度にあたり、「このままこの地域に残り、自分らしく生き、生業をたてるとするなら……」と考え、“創業する”ことを選択しました。
そして、「25歳の自分が、どんな経験をするといいのか?新しいドアを開けていきたい。色々な人や価値観が、自然と集まってくるところとは何か?」と思ったとき、浮かんだものが“宿屋”の経営でした。

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赤松さんの若いながらも、しっかりとした落ち着いた話し方は、個人事業主としての風格がうかがえます。それでも、創業しようと考え出したときは、大学を卒業したものの社会人経験がなく、事業主としてやっていくことに不安があったそうです。その時に、都留信用組合の荒井さんからのお声掛けにより、“創業スクール”に通うことになりました。

創業スクールで学んだことを活かし宿屋を創業

経営者としての知識を本などで学んではいましたが、それでは得られないものがスクールにはありました。
――創業された先輩方のお話を聞き、「社会人の一員になる責任感」が生まれました。
――思っている以上に、創業するためのお金の必要性、気をつかわなければいけないことが、いろいろあることにも気付くことができました。
――創業を考えている人と、同じ方向を見て勉強し話すことで、刺激を受けて気が引き締まるのを感じました。
――“マーケティング”での授業では、お客様の動向を見て、データ管理することが戦略づくりになることや、ただ現状を維持するだけでなくニーズを読み取り、先につなげるための計画づくりが、新しい事業につながることを学びました。
これらを経て、今年7月11日に「hostel and salon SARUYA」は、創業スクールに通った仲間もお祝いしてくれる中、オープンしました。

“5年先の自分”を視野に入れながら、足元もしっかり固める経営

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創業して一か月、客室は毎日ほぼ満室です。「思ったより人が流れてきている」とうれしそうに赤松さんは話してくれました。
富士吉田市は、海外から訪れる人が多いので、創業スクールで学んだことを活かし、まずはしっかりと、海外向けの予約サイトへの情報発信をした成果かもしれません。
今後の課題として、二つの事をあげました。
一つは、利益を上げ事業の拡大をすることです。スタッフの二人、そして自身も含め皆が、宿屋経営だけで生活の地盤を固めるためです。
もう一つは、街としても面白いことをしていき、富士吉田市をもっと知ってもらい、自然と集まる場所にすることです。
“5年先の自分”を視野に入れながら、足元もしっかり固められる、“経営者の顔”が見えました。

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山梨県東部地域創業スクール/都留信用組合

荒井さん

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私たちの創業スクールでは、(株)OCLと共催をし、テーマごとに専門分野の先生に来ていただき、充実した授業内容をより深めたものにしているのが、特徴の一つです。その他に、受講生間の“つながり”や“交流”を深められるような、運営をしております。例えば、昼休みや授業終了後に、考えていることを、和気あいあいとした雰囲気の中で話せる場を設け、卒業後も交流会を開いて、情報交換ができるようにしています。
昨年度卒業された赤松智志さんは、他の県から来られましたが、社交性のある方で、この地にすぐに馴染んで、お仲間を増やされました。外国人旅行者が多いエリアで、今年7月ユースホステルを開業し、人とのつながりを大切にされて、お客様を増やしています。

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