地元飯塚で起業、自分の力で稼ぐために

株式会社トレンタセーイ / 柴田 智 (福岡県)

(飯塚地域創業スクール 26年度受講修了)

「結果を出す優秀な会社員」から「社長」へ

トレンターセイ柴田社長

会社員生活を送る間も、心のどこかにその思いがあったのかもしれません。経営者であるお父様の背中を見て育った柴田さん。浮き沈みの激しい自営業の生活を、子供の頃から肌で感じて育ったそうです。そんな経験から、社会人のスタートは安定した会社員生活を選びました。もう一つ、最初に会社員生活を選んだ理由は大学を2年で辞めなければならなくなった経験。
その経験から、大企業に入った友人たちよりも「結果を出すことでなんとかアイデンティティを保ちたい」という想いが生まれました。

おかげで会社員生活へのモチベーションは高く、柴田さんは「結果を出す優秀な会社員」でした。そして、常に自分が成長できる環境が必要だと考え、ほぼ5年ごとに殻を破るように職場を変え、ステップアップしてきました。大きな転機は、会社員生活最後の職場となった通信販売会社での出会い。創業者である会長のダイナミックな決断が追い風となり、柴田さんは通信販売に関して営業から販売、マーケティング、コールセンターと様々な経験を積むことになります。その中で「社長になりたい」という思いを強く抱きますが、『中小企業の社長は家族承継が基本』の流れがあることを知り、そこで社長を目指すことは断念。そして、ここまで培った経験をもとに、地元で会社をつくる志を柱に36歳で起業の道を選んだのです。人間関係や、誰かの作った会社の方針に振り回されることなく、自分の力で稼ぐ・・・お父様と同じように。

創業スクールでの大きな収穫

起業を決め、たまたまタイミングのあった創業スクールへ足を運びました。
創業スクールを受講しようと思った理由は、受講すれば株式会社の登録免許税が軽減(50%減)されること。受講した後を振り返れば「創業の勉強になった」ことが一番大きな収穫だったそうです。

具体的には、①当初の起業プランを改めて冷静に見つめ直し、ブラッシュアップできたこと。②起業における戦略の構築や心構えなど、講師の話を聞いて勉強ができたこと。③公庫からの融資など、資金繰りに関して改めて考え直すことができ、より多くの融資に成功したこと。④一緒に学んだ仲間や商工会議所などとの繋がりができたこと。⑤飯塚市での株式会社登記において、登録免許税が軽減(半額)されたこと※、といったような成果が得られ、創業初年度から黒字を見込める優良なトレンタセーイ社を推進する力になっているそうです。

※産業競争力強化法の下で地域の特定創業支援事業として当該創業スクールが実施されていた場合の特典です。飯塚商工会議所の創業スクールは、飯塚市の同事業の一環で実施されていました。

通信販売のコールセンターの聖地 飯塚に、トレンタセーイあり!

柴田社長の仕事風景コールセンター風景_2

当初は細々と、最初に借りた1フロア(12坪)でできる事業だけで良いかな、と思っていた柴田さん。しかし、コールセンタースタッフを募集すると多くの応募に驚きます。たくさんの方々が働きたいと言ってくれたことをキッカケに少しずつ考えが変わり、「この飯塚の地の雇用創出と地域発展に貢献できるよう、もっともっと大きな会社にしたい」と思うようになりました。
「通信販売のコールセンターの聖地 飯塚に、トレンタセーイあり!」とみんなに思ってもらえるよう、トレンタセーイ社を成長させたいという柴田社長。今後ますますの発展が楽しみですね。

飯塚商工会議所

飯塚地域創業スクール/飯塚商工会議所

林田さん

詳しく知る

飯塚商工会議所の「創業セミナー」・「創業スクール」を受講されましたが、当初よりとても創業意欲が高い印象を受けました。「創業スクール」に参加された時には、既に柴田さんは自身で事業計画が描ける状態であり、受講中も積極的に質問をされ、またグループワークのリーダー的存在として大変熱心に受講されました。
前向きな性格であり、また、講師陣や他の受講者との出会いや繋がりを大切にされ、スクール終了後の現在も交流を続けられています。創業された現在でも、当所が主催するセミナー等を積極的に受講され、日々勉強を重ねられています。小規模事業者持続化補助金等にもチャレンジされるなど、積極的に事業活動されています。

Back

Read More