ずっと抱いていた夢、ケーキ屋を開きたい

菓子工房・ののはな / 兼子 俊彦 (長野県) 

(伊那地域創業スクール26年度受講修了)

ずっと抱いていた夢、ケーキ屋を開きたい

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菓子工房・ののはなを開業した兼子さんはパティシエの経歴を持っています。
兼子さんは20代の頃から「いつか自分のケーキ屋を開きたい」という希望を抱いていました。その後、結婚し、お子さんが誕生、それに加えて金銭面などのこともあり、自分で店舗を持ち商売をすることを一旦、諦めていました。一時期、会社勤めもした時期もありましたが、もともとフランス菓子に携わっていたこともあり、5年前に思い切って念願の渡仏をし、一年間修行しました。
帰国後、これまでのパティシエの経験とフランス修行で学んだことを生かしたい気持ちが次第に強くなった、ちょうどその時に「伊那創業スクール」の新聞広告のチラシを見つけ、受講することを決めました。

創業スクールで学んだ経営の心構え

―― 創業スクールで学んだことがどのように役立ち、成果が出てきているのでしょうか。
「当初、知らないことや言葉がたくさんあり、特に税金や事業計画書に関しては、最初はよくわかりませんでしたが、最終的には金融機関に提出ができるレベルまで書けるようになりました。これから創業を考えている方には起業関係にかかわる講座やセミナーに参加することをお勧めします」

「自分が料理人ということもあり、創業スクールに通うまでは、”美味しいものを作ること” “料理の腕を磨く”ことが第一だと思っていましたが、スクールでは「経営の心構え」を教えていただいて、先を見越した計画も考えるようになりました」

兼子さんが工房でケーキを作って販売するようになってから3ヶ月が経ちました。現時点では工房として運営しているため、作ったケーキを地元・伊那の小売店などで委託販売をしています。

工房としてしっかり基盤を固め、更にステップアップするために出来ることを一歩一歩

ケーキ

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ケーキ工房を創業した当初は、兼子さん自身の考えを強くアピールしたケーキを作っていたこともあり、なかなか売れない状態が続きました。
直接店舗でケーキを販売しているのではなく、委託して販売という形をとっているので、お客様との直接の接点がなく、お客様のニーズを把握することが難しかったのです。そこで、お客様がどのようなものを求めているかのリサーチを行い、手探りで試作品を作ったところ、徐々に売り上げが上がるようになりました。売れる傾向がわかると、ケーキの売り上げも伸びていきました。

―― 今後のビジョンを聞かせてください。
「現在、”ののはな”のホームページはありませんが、いずれはホームページを開設したいです。また、今は工房としてしっかり基盤を固め、更にステップアップをし、本来の希望である自分のケーキ屋をオープンさせることを目指しています」

とても意志が強く、「ぶれない考え」を持っていらっしる兼子さん。着実にケーキの売り上げを伸ばしている「ののはな」の今後の展開か楽しみです。

ina

伊那地域創業スクール/伊那商工会議所

大瀬木 茂生さん

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私たちの創業スクールの特色は、時間をかけて都市部のスクールへ行かなくても、地元”伊那”で一貫して起業のノウハウと専門知識を学べることです。
また、担任制にしているので、修了まで担任がスクール生のニーズにあったきめ細かい対応をしております。特に力を入れていることはマーケティングとITやネットの活用です。地方は都市部との格差もありますが、ネットを使えば、地方にいても販売戦略の対策とマーケティングの把握ができ、集客力もアップできることをスクール生に伝えています。スクール生だった兼子さんは、通い始めた時から起業意欲があり、スクール全ての講座に出席されました。修了した今は地元”伊那”の食材も取り入れたケーキ工房を開業し、さらに将来的にはケーキ屋を開店する目標を持っていらっしゃる、モチベーションが非常に高い方です。

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